問題にどんどんチャレンジ
とにかく、問題に当たる回数を増やしてください。
基本のテキストだけを読んでいても、問題は解けるようになりません。
今年度からは判例も多く出題されるようですが、こうした傾向変化があっても同じことです。
判例が増加する憲法・民法・行政法は過去問がまだないに等しい状況だと思われていますが、実のところ、旧制度での過去問がしっかり理解した上で解けるなら、それほど新制度でももたつくことがなく回答できると思われます。
得点力が身につく「いきなり問題」
そもそも、試験は得点力こそ命だったはずです。
そうだとすると、問題をいきなり解いていくことは、試験のシミュレーションとしての効果があり、はじめからテキストにかじりついてしまうよりも得点力向上の目標がはっきりと見定められてよいのです。
また、勉強のイメージが一番掴みやすいのが問題です。
一般教養などでは特に、過去問を重視して解いてみてください。
得点力向上が眼に見えて分かる
いきなりではここまでしか解けなかった、でもどんどん解けてきている。そして後このくらい解ければ完璧だ。そういう実感が持ちやすくなります。
そういう実感を持って勉強するということが、得点力を意識して勉強するということなのです。
なかには、問題を解きすぎると後で勉強するものがなくなってしまうのではないかという疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし心配は杞憂です。問題集や過去問を一問残らず正解できるようにするのが目標です。
8割や9割くらいまでは簡単でも、10割となると難しいものです。
試験直前まで粘って勉強しなければ、まず不可能です。
問題を恐れてはならない理由
初めから過去問を解いた方がよい理由は、まだ幾つかあります。
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